蔵王温泉へ

仙台からの帰り、蔵王インターで高速を降り、蔵王温泉の湯につかって帰ることにした。




川原湯共同浴場が改装を終えたばかりだというので行ってみたら、入口に貼り紙が。
「熱くて入れません。上湯か下湯をご利用ください。」とのこと。



川原湯の後で行こうと思っていた、蔵王センタープラザ内のゆ〜湯へ行った。



入口で貴重品ロッカーに100円入れて鍵をかけたら、財布を入れ忘れたことに気づいた・・・
仕方なくいったん鍵を開けて財布を入れる。



浴場には誰もいなかった。






終始貸切状態だった。


完全な剥き身の丸腰で広い場所に一人でいるという状況はなんだか心細い。
すばやく身体を洗って湯につかった。


空間に慣れたら完全にくつろいだ。



内湯と露天を行き来しつつ1時間ほどつかった。
露天はぬるいかもしれませんと入口で言われていたが、やはりぬるかった。
湯口の近くはそれでもじゅうぶんにあたたまる温度だったので、そこで長く半身浴をした。



硫黄の香りと肌をちくちくと刺すような刺激が「効いてる」という感じがして気持ち良い。



このあとジンギスカン屋に立ち寄ったら営業時間内であるはずだがもう店じまいをしていた。
日曜の夜の蔵王温泉はどこも暗く、もの寂しい風情が漂っていた。


スキー場が開いたらこれが同じ蔵王かというほど賑やかになる。
蔵王温泉の人にしてみれば、嵐の前の静けさといったところかもしれない。